危険な田舎 ムカデ編 (by かぼてん)

久々のムカデさんです

先月の中頃、出勤前の朝8時頃台所のシンクの中でムカデを発見しました。

体長10cmくらいで、まだ全体に赤みが多く残った若いムカデ。

捕まえようとしますが、隙間に入り込まれ一瞬で見失ってしまいました。

憂鬱な日々の始まりです。

服を着る時、テーブルの上の物をどける時、靴を履く時など、

常に神経を使いながらムカデの姿がないか確認します。

昨年の思い出

秋だったと思いますが床に脱ぎ捨ててあったトレーナーをかぶって着たんですが、

即座に左腕部分に異物感です。

反射的に違和感の素を取り除こうと袖口を開き振り落とそうとしたところで激痛。

直後に袖口からポトリと落ちたのがムカデです。

ムカデをそのままにしておくことはできません。

詳細は忘れましたが手元にあった本だったか器だったかを使ってとにかくムカデの胴体部分を押さえました。

そのままの状態で空きペットボトルを手に取り、ムカデの頭の部分をペットボトルの口に差し込みます。

ムカデの体ががペットボトルの中に入りそうになった時に胴体の押さえを外します。

ムカデ捕獲に成功です。

この方法は結構有効で、ムカデ発見後かなりの確率で捕獲に成功しています。

今年の話

話は先月に戻ります。

シンクにいたムカデに逃げられて以降、神経が過敏になっています。

特に何か原因があるわけではなくても肌にむず痒い感じや何かが這っているような感じがすることがあると思いますが、その度に飛び上がる思いがしてビクビクした日々が続きます。

数日が過ぎて、ムカデのことを忘れかけて来た頃、

部屋の電気を豆電球にして横になって10分くらいたった頃、

右耳に違和感です。何かが耳の上を這っています。

これまでも体の一部がむず痒いことは何度もあってその度に何事もなかったんですが、

一瞬で今までとは状況が全く違う違うことを確信します。

飛び起きて電気をつけると、枕の横をムカデが這っています。

すぐそばにあったペットボトルの底の部分でムカデを布団の上で押さえつけます。

左手で必要以上に強い力で押さえつけていたと思いますが、ムカデを捕獲する容器を探して振り返ると、もうそこにムカデはいません。

パニックです。とてもそのまま寝ることはできません。

深夜0時26分、散らかった部屋の片付けをスタートです。

1時間くらいかけてムカデが潜んでいそうなところはすべてチェックしましたがどこにもいません。

このままずっと起きているわけにもいかないので、以前ネズミ用に買っておいた粘着シートを寝室まわりにずらりと並べ、3時くらいに寝ました。

再び、緊張感のある日々がスタート。

服を着る時、靴を履く時、布団に入る時などすべてがドキドキです。

後日談など

数日後、台所と寝室の中間あたりに仕掛けておいた粘着シートに、

以前見た時よりも体がひとまわり大きくなって黒みが強くなったムカデが引っかかってバタバタしてました。

1匹見つけると、もう1匹が必ずどこかにいるというようなことをよく聞くムカデ。まだ安心はできません。

時々見かけるムカデですが、咬まれるとまず激痛、その後は腫れや痛み、痒みなどが数日続きます。

咬まれた時は患部を流水にさらし、毒を搾り出す感じでなるべく体内に入る毒の量を少なくしましょう。可能な場合は火傷しない程度のお湯を5分くらいシャワーであてるのがいいみたいです。

通常はほっといても2〜3日でよくなると思いますが、咬まれた直後にショック症状が現れた場合はすぐ救急車を呼びましょう。

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